座標を読み解かずにSQLで位置情報をリアルタイムに地図へ表示
複雑な座標の数字を読み解く代わりに、SQLで位置を直接地図に表示できたらどうでしょうか?
「こんなことまでできるの?」と思える機能、GEOMAP()をご紹介します。

GEOMAPとは
GEOMAPは、地理的な地図上に測定値を重ね、図形やグラフとして表示する仕組みです。
Machbase Neo v8.0.44から、保存したGPSや緯度・経度の情報をSQLで問い合わせ、読み取りにくい数値の代わりに、地図上の位置として表示できるGEOMAP()が利用できます。
GEOMAP()を使えば、緯度・経度のデータを地図上で直感的に可視化できます。
主要な機能と活用方法、具体例を順にご紹介します。😊
GEOMAPの主な機能
多様な地理データとポップアップ・ツールチップ:マーカー、図形、ポップアップ、ツールチップを地図に表示できます。
SQLで簡単に操作:使い慣れたSQL環境から、簡単なコマンドで地図データを作成・操作できます。
柔軟なタイルマップ対応:標準のOpenStreetMapタイルを使うほか、社内のセキュリティ方針に合わせて別のタイルサーバーを設定できます。
詳しくは、ドキュメントをご覧ください。
どのような業務に活用できるのでしょうか?🤔
物流車両の位置をリアルタイムに追跡
IoTセンサーデータを地図上に可視化
施設・インフラの管理
環境のモニタリングと分析
位置情報サービスの開発
GEOMAPのレイヤーの種類
GEOMAPでは、さまざまな地図レイヤーを使ってデータを視覚的に表現できます。
マーカー(Marker)
特定の地点を示す基本的なアイコンです。
施設の場所や、物流車両のリアルタイムな位置を示すのに適しています。
FAKE(json({
[38.9934, -105.5018]
}))
SCRIPT("js", {
var lat = $.values[0];
var lon = $.values[1];
$.yield({
type: "marker",
coordinates: [lat, lon]
});
})
GEOMAP()
円(Circle)
指定した半径内の領域を強調する際に使います。
特定地域の影響範囲を示したり、センサーデータを分析したりできます。
radiusの既定値は10メートルで、必要に応じて変更できます。
FAKE(json({
[38.935, -105.520]
}))
SCRIPT("js", {
var lat = $.values[0];
var lon = $.values[1];
$.yield({
type: "circle",
coordinates: [lat, lon],
properties:{
radius: 400
}
});
})
GEOMAP()
円形マーカー(Circle Marker)— マーカーに似ていますが、大きさをピクセル単位で指定でき、データポイントの強調に役立ちます。
radiusの既定値は10ピクセルで、必要に応じて変更できます。
FAKE(json({
[38.935, -105.520]
}))
SCRIPT("js", {
var lat = $.values[0];
var lon = $.values[1];
$.yield({
type: "circleMarker",
coordinates: [lat, lon],
properties:{
radius: 40
}
});
})
GEOMAP()
折れ線(Polyline)
複数の座標をつなぎ、経路や移動の軌跡を表現します。
配送ルートや人の流れの分析などに適しています。
FAKE(json({
[45.51, -122.68],
[37.77, -122.43],
[34.04, -118.2]
}))
SCRIPT("js", {
var points = [];
function finalize() {
$.yield({
type: "polyline",
coordinates: points
});
}
},{
var lat = $.values[0];
var lon = $.values[1];
points.push( [lat, lon] );
})
GEOMAP()
多角形(Polygon)
複数の地点をつないで、特定の領域を定義できます。
行政区域や工事区域などを示すのに便利です。
FAKE(json({
[37, -109.05],
[41, -109.03],
[41, -102.05],
[37, -102.05]
}))
SCRIPT("js", {
var points = [];
function finalize() {
$.yield({
type: "polygon",
coordinates: points
});
}
},{
var lat = $.values[0];
var lon = $.values[1];
points.push( [lat, lon] );
})
GEOMAP()
GEOMAPの追加機能
各種レイヤーに加え、地図上のデータをさらに分かりやすく、有用に表示する2つの機能をご紹介します。
ポップアップ(Popup)
地図上のオブジェクトをクリックすると、詳しい情報を表示するウィンドウが開きます。
例えば、建物の詳細や物流車両の状態を表示できます。
FAKE(json({
["Stoll Mountain", 38.9934, -105.5018],
["Pulver Mountain", 39.0115, -105.5173]
}))
SCRIPT("js", {
var name = $.values[0];
var lat = $.values[1];
var lon = $.values[2];
$.yield({
type: "marker",
coordinates: [lat, lon],
properties: {
popup: {
content: '<b>'+name+'</b>'
}
}
});
})
GEOMAP()
ツールチップ(Tooltip)
オブジェクトにマウスポインターを重ねると、短い説明が表示されます。
センサーの測定値や、特定の地点についての簡単な説明を示すのに便利です。
FAKE(json({
["Stoll Mountain", 38.9934, -105.5018],
["Pulver Mountain", 39.0115, -105.5173]
}))
SCRIPT("js", {
var name = $.values[0];
var lat = $.values[1];
var lon = $.values[2];
$.yield({
type: "marker",
coordinates: [lat, lon],
properties: {
tooltip: {
content: '<b>'+name+'</b>',
direction: "auto",
permanent: true
}
}
});
})
GEOMAP()
より直感的で便利なデータ可視化を、ぜひ体験してください!
複雑な可視化ツールを使わずに、Machbase Neoだけで地図データを簡単に処理・可視化できます。
Grafanaなどの別アプリケーションと連携することなく、GEOMAP()で一連の処理をまとめられるのがポイントです。
Machbase Neoで、リアルタイムの走行データをもっと素早く、分かりやすく確認してみましょう。🌐



